山下達郎 Treasures (1995)
小学生のとき、毎朝あまり好きでない無糖ヨーグルトを流し込む儀式。
そのBGMは、大音量の「アトムの子」。 母が好きだったのだ。
小さい頃から家や車の中で流れていた曲がこれでもかと入ったベストアルバム。
この中に「蒼氓」という曲が収録されている。 コーラスに竹内まりあとサザンオールスターズの桑田夫妻が参加。
蒼氓とは、名もなき人々を生い茂った無数の草に例えた言葉だそう。
奔流中国のツアーに参加する前、テレビのCMでこの曲が流れていて、改めてこのベストアルバムを手に取った。 いっしょに耳を傾けていた母は泣いていた。
歴史の表舞台に名を残すような英雄ではなく、
圧倒的大多数のふつうの人々に寄り添う、あたたかい歌。
これを中国の大きな大地で聴いた時、涙が出てきた。 |
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Ann Sally Brand-new Orleans (2005)
いかにも癒し系売りのアン・サリーはあまり好きじゃないけど、このアルバムの彼女はいい。 #4のアフリカの月、しみじみ。
Bobby Caldwell Heart of Mine (1989)
ラジオから流れているのを聴いては子どもながらにオシャレだなーと。 ビルマ旅になぜかしっくり。
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