今日はバインブルクに向けて移動日。
バインブルクは天山山脈の中ほど、217号線と218号線が交差する少し手前。
それくらいしか情報ありましぇん。
恒例の寄り道、今日はまず、天山神秘大峡谷。 40元。
赤い岩山が細い谷を刻んでそびえ立っている。
谷はずっと奥まで伸びていて、奥まで行くにはかなり時間がいるそう。
あまり乗り気でなかった私は、体調不良のメンバーが残る車に戻って休む。
再び走り出した車は見慣れた赤い大地をひた走り、しばらくすると九十九折の道路にさしかかった。
これからひたすら、山の斜面をジグザグ登ったり降りたりを繰り返す。
徐々に高度が高くなるので、途中で休みながら体を順応させる。
そして、あの赤い不毛の大地は姿を変え、アルプスのような風景に。
ごつごつした岩肌をやさしく覆う緑。
細い滝が道路を横切ってくぼんだ土地へ流れ込んでいた。
くぼんだ土地には一軒の石造りの家と、大きな牧羊犬。
思わず、「ハーイジー!!」と呼んでみたくなる風景。
山に囲まれた大龍池と小龍池はバスクリンのような青緑。 ころころ変わる風景に目を奪われる。
少し走った牧場のようなところで休憩。
お昼が用意できるまで、まわりを散策。
わたしはトイレを探して右往左往。
羊が放されてる野原に大きなくぼ地を発見。 青空トイレのほうがましってことも◎

その後、居眠りを繰り返しながらひたすら走る。
が、そのうち道なき道をさまよいだし、不安にさせてくれる。
ん?? どした?
はるかな草原に馬にまたがった人が。
近寄る彼らに何か尋ねる運転手。 どこかを指差す男。
夕暮れ迫る頃、草原の中に馬と人が集まる場所で下ろされる。
馬の上から口々に、 「騎不騎馬? (馬に乗らないかい?)」 と聞いてくる。
写真を撮ったりしてなんとなく過ごす。
さて、ここがバインブルクなのか? 今夜はどこに泊まるのか?
まったく見当つかぬまま、寒くなってきたので全員、ひとつのゲルに押し込められ、塩味の強いミルクティーをいただく。
そして、再び車に乗り、少し移動したら暗闇にゲルが。
体調不良者は車の中で寝ることに。
わたしを含むほかのメンバーは、そのゲルへ。
太陽の落ちた草原は歯がガチガチ鳴るほど寒いっ!
そして、ゲルの中には地面に直に敷かれたじゅうたんと、大量の毛布。
これでなんとかこの夜を越えなければならないらしい。
どうやら、ガイドの狼狽振りやこのゲルの様子から、なにか伝達ミスが合ったようで準備が不十分みたい。
おょょ〜〜。
女子ゲル、男子ゲルに別れ、雑魚寝。
寒くて寒くて足をすり合わせてたら靴下脱げちゃった!
隣の子の足につい助けを求めてくっつけると、
「ひぇっ!!」ととんでもない声を出してびっくりするおともだち。
勘弁勘弁。

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