朝五時の出発。 つまり、新疆時間では三時。 おーまいが。
明け方なんかじゃない。 すっかり真夜中。 じーざす。
強い睡魔のせいで、バンが激しく揺れても起きやしないけど。
起きて顔を触ると痛いのよね。 最悪、あざになってるのよね。

細く背の高い木立やロバ車とそれに乗るひげ爺さんと細長いスイカ、とうもろこし畑などを窓の外に流して
大都市、ウルムチに到着。
町を歩く人々はピタッとした清潔なシャツを来て、携帯電話をあやつり、颯爽と歩いている。
ホテルは城市大酒店。
希望者はガイドの案内で博物館やマーケットを見学にいった。
もちろん、LAZYな私は同じような仲間と、ホテルのロビーでだーらだら。
メンバーの相関図なんてどうでもいいもの書いて、だーらだら。
結構これがおもしろいんだけどね。
やっと重い腰をあげて、3人で町歩き。
にぎやかなビルやショッピングセンターなどには目もくれず、ウイグル帽の目立つ地区へ。
どうやら、なんとなく住み分けがされているらしい。
れんがのくたびれた小さな家が並ぶ通りには、見慣れたパンを売る屋台なんかがある。
あー、道路脇の蜂蜜屋さんで蜂蜜買って、あんなパン買って、手ベタベタにして、おいしかったなぁー。
旅ももう終わりに近づき、振り返ることが多くなってきたな。
お腹が空いたので、ウイグル麺を、あのウイグル麺を食べ納めせねばならなくない? なくなくない?
ってわけで、適当に清潔で簡素な食堂に入り、適当にオーダー。
そんなに期待してなかったけど、おいしく食べ納めできた。
一緒にいたともだちは、日本でウイグル麺屋をいつか開く、と急に告白。
が、がんばれ。

散歩して時間にはホテルに戻って、最後の晩餐。
流行りのレストランを予約してくれたらしい。
ウエイトレスはきらびやかなウイグルドレス☆
円卓を囲むとすぐに大量の料理が次々と・・・・
食べる間もなく運んでくるので、空いてない皿の上にまた絶妙に新しい皿を重ねていく。
これの1/5でもゲル生活で食べれたら・・・・・。
レストランの中心にはステージがあり、その前の空間で輪を使った曲芸ショーが行われている。
ダンスショーでは男性陣がかぶりつき。
ショーが終わると、ディスコタイム★
日本人も漢族もウイグル族も、出所の知れないディスコミュージックで踊る。 踊る。
そして、ガイドの朱さんも踊る。 踊る。 出た、カニ踊り

ホテルの窓から見えるのは、ウルムチの夜景。
つい昨日まで星明りしかない湖のほとりにいたなんて。
シャワーも水洗トイレもないところに数日いたなんて。
日々、決められた予定で車に乗って移動。
後ろ髪を引かれる感じもほとんどないまま、ここまで来たような気がして、急にさびしくなる。
とにかく窓の外を流れる風景と、出される食事と、目の前の遺跡を消化し、
もともとLAZYな私、自分から動いて何かしたことってほとんど思い出せない。
やっぱ、ツアーって向いてないのかも。
そうふと気づいた旅の終わり。

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